2010年3月4日号 建設新聞に掲載されました。
2008年7月4日号 北海道医療新聞に掲載されました。
昭和二十年の創業以来、賃貸ビルの管理・運営などを主体に展開してきたが、新たな試みとして、医療界への参入を企画し、メディカルテナントビル建設の準備を進めている。
メディカルビル構想は自身の闘病生活が発端。潰瘍性大腸炎で入退院を繰り返す中、症状悪化時の受け入れ対応やスタッフ接遇などが「一般業種に比べサービス精神が欠けている」のを実感。実父の他界で、平成十八年に会社を引き継いだのを機に、ビル建設を決断した。
社長就任前は百貨店外商部に二十一年間在籍。そこで培った「喜ばれるものを顧客に届ける」をビルのコンセプトに、医療コンシェルジュのフロア配置、早朝・夜間診療実施など、いろいろなサービスのあり方を模索中で、かつて営業マンとしてのノウハウを、ビル作りに活かしたい考えだ。
建設予定地は、札幌市中央区南七条西十五丁目で、市電通りに面し基幹病院等が周囲に点在する好立地。調剤薬局を含め四件の入居を想定しており、すでに眼科が内定という。